セレンゲティ・人と動物プロジェクト
2012年度活動報告(2012年6月−2013年5月)

プロジェクト責任者: 岩井雪乃・目黒紀夫

今年は、新しい活動『アフリカゾウ基金』を始めました!!

ここで寄付いただいた資金をもとに、アフリカゾウと共存するための活動を実施していきます。まず取り組むのは「ハッピーハニーチャレンジ」です。


ハッピーハニーチャレンジとは?

タンザニアのセレンゲティ国立公園に隣接する地域では、公園から出てくるアフリカゾウによる農作物被害に農民は苦しんでいます。そこで、アフリカゾウと共存できるように、農民による被害対策を支援するのがこの活動です。ゾウはミツバチの羽音を嫌がります。これを応用して、畑の周りに養蜂箱をつるしてハチを飼ってゾウを追払うのです。うまくいけば、ハチミツから収入を得ることもできる、一石二鳥の対策です。

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●2012年ロムチャンガ村ニャセローリ地区で導入
 

試験的に100個の養蜂箱を設置したところ、畑にやってきたゾウが保護区に逃げ帰った例が観察されました。農民たちは、効果がありそうだと期待を高めています。

●2013年はミセケ村に拡大する計画
 

今年は、さらに200個を、となりのミセケ村にも設置する計画です。  
ミセケ村は、収穫期である今年の5月にゾウが数十頭入りこんできて、村人が懐中電灯で照らしたり、金属音を出したり、人の声で騒いだりして追い払おうとしても、まったく動じず、日中も畑に居座りました。そして、あげくには、2頭のメスゾウが出産までして、夕方になってようやく保護区に帰ったそうです。

「アフリカゾウ基金」への寄付をお願いします!

申込方法:1口5,000円(養蜂箱1箱の作成・設置費用)
上記口座にお振込みのうえ、事務局(afric-africa@b.vis.ne.jp)まで「ご氏名と寄付額(口数)」をご連絡ください。

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セレンゲティの雨基金〜2人の奨学生が1年間のコースを修了〜

●ムイシェ・マニャニャ 21歳

学校:ムソマ観光カレッジ Musoma Utalii Collage
コース:国際観光・ホテルマネジメント International Tourism and Hotel Management

1年コースを終了しました。お父さんのマニャニャさんと一緒に、誇らしげに卒業証書を見せてくれました。ホテルでの実習中は、マネージャーからひどい待遇を受けましたが、がんばって乗り越えました。

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●ウィルソン・ムゴシ 20歳

学校:ビジネスカレッジCollege of Business Education DODOMA
コース:調達・流通管理logistic and supplier (Procurement)

Basic Certificateという1年コースを終了しました。これからDiplomaという2年コースに進学します。クラスの代表として、タンザニアの国会議員との会議に出席し、大学生が直面している課題について議論する機会もありました。8月は岩井が連れて行った大学生チームのサポートをして活躍しました。

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二人が支援者の阿部さん(ムイシェ)寺嶋さん(ウィルソン)に書いた手紙など、詳細がホームページに掲載されています。そちらもご覧ください。

更新日: 2013-10-29, 作成者: AFRIC Africa