セレンゲティの雨基金

ムイシェさんホテルマネジメントコースを修了(2013年6月)

プロジェクト責任者: 岩井雪乃

ムイシェさんは1年のコースを終了しました。お父さんのマニャニャさんと一緒に、誇らしげに卒業証書を見せてくれました。

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●ムイシェ・マニャニャ 21歳
学校:ムソマ観光カレッジ Musoma Utalii Collage
コース:国際観光・ホテルマネジメント International Tourism and Hotel Management

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カレッジの制服

●ホテル実習
コース期間中にはホテルでの実際の実習もあり、1か月間、インド人が経営するホテルで働きました。ベッドメイキング、レストランの厨房、ウエイトレス、など、ひと通りの仕事を体験したそうです。
しかし、実習は、何の手当もつかない上にこき使われます。若い女の子への配慮もまったくなく、夜11時に仕事が終わることもありました。お金のないムイシェは徒歩で下宿に帰りますが、帰り道に男に襲われそうになったことがあったそうです。ホテルのマネージャーに言ってもまったく待遇の改善がなかったので、カレッジの校長に状況を訴えました。そして、遅い時間に帰ることにならないよう、ようやく改善してもらえました。

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修了証書

●阿部さん(支援者)への手紙

阿部さん
あなたにお手紙を書くのがとてもうれしいです。いかがお過ごしでしょうか?私のほうは、家族ともども元気です。あなたとあなたの家族もお元気で、お仕事が順調であるといいのですが。そして、あなたの国、日本が平和であることも祈っています。

この手紙の目的は、あなたの支援への感謝を示すことです。あなたのおかげで無事にコースを終えることができました。今は就職の機会を待っています。あなたがくれたアドバイスは、とても役に立ちました。あなたがタンザニアに来ることができなくてとても残念です。手紙と一緒に学校の写真をつけましたので、見てください。

最後に、あなたから受けた御恩を絶対に忘れないと誓います。本当にありがとうございます。ありがとうございます。どうか私を忘れないでください。あなたに神のご加護がありますように。
ムイシェ

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●今後の見とおし
現在は、カレッジであっせんしてもらったコカコーラの工場で働いています。なかなかすぐにホテルに就職、というわけにはいかにようです。経済発展中で海外企業が進出しているタンザニアとはいえ、子どもの進学率も高まって高学歴者も増えていますので、就職競争の厳しさは日本とは比べものにならないほど狭き門です。よい縁がめぐってくるといいのですが。

更新日: 2013-07-31, 作成者: AFRIC Africa