講演会報告「タンザニアの国立公園の挑戦:開発と自然保護の両立に向けて」
WAVOC×アフリック・アフリカ共催 公開講座/2009年9月18日@早稲田大学

岩井雪乃

東アフリカ・タンザニアは、近年、経済成長率5%以上のレベルで急速に発展をとげています。このような経済発展に対して、豊かな野生動物を有するタンザニアの国立公園は、観光業から大きく貢献しています。しかし、その一方で、経済発展は自然環境を劣化させる要因ともなります。

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本講座では、来日中のタンザニア国立公園公社(TANAPA)職員のワキバラ氏から、タンザニアの国立公園が、どのように開発と自然保護を両立させようとしているのか報告いただきました。国立公園が抱える課題として、密猟、観光客増加による生態系への悪影響、周辺住民への獣害問題、温暖化の影響と思われる現象(キリマンジャロの氷河の縮小、湖の渇水)などが説明されました。

参加者は、学生さんに加えて、野生動物や獣害の研究者、国際自然保護NGOの方、アフリカで植林をしているNGOの方、動物園の飼育係の方など、専門的に活躍している方にたくさんきてもらいました。

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1時間半の予定が、質問が多くて20分オーバーしてしまい、さらにその後の軽い懇親会にも15人に残っていただき、ものすごく意欲の高い参加者ばかりでした。参加者がお互いに知り合う時間も持つことができたのは、とても良かったと思います。

更新日: 2009-10-04, 作成者: AFRIC Africa