セレンゲティの雨基金

マティンデさんの近況(2008年2月)

プロジェクト責任者: 岩井雪乃

マティンデは、中学2年生になりました。親戚の家に下宿しながら学校に通っています。勉強できることがうれしくてたまらない、と話していました。

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校長先生からは気になる話が。マティンデの学校は、学校寮がなく、生徒は学校周辺の親戚の家に下宿したり、複数の生徒で共同で部屋を借りたりして暮らしています。そんな環境の中、妊娠のために退学する女生徒が後を絶たないのです。大人の目がないために男女交際に歯止めがなかったり、あるいは、ぎりぎりのお金しか持たされていない生活の中で、小額のこづかいに誘惑されてしまったりします。

「先週も2人の女子が妊娠のために退学した。女生徒が卒業まで学べるよう、早く女子寮をつくる必要がある」と校長。

 

マティンデも、親戚の家にいるとはいえ、常にさまざまな誘惑にさらされています。女子寮のある学校へ転校できるといいのですが、転校には、学校と役所の間を何往復もして手続きを進める必要があり、親の強い意志と経済力がなければ簡単ではありません。校長先生は女子寮の建設に努力しています。マティンデの在学中に完成できるといいのですが。

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更新日: 2008-07-08, 作成者: AFRIC Africa