セレンゲティ・人と動物プロジェクト

奨学生ワンブラ君から大学2年目の手紙(2008年2月)

プロジェクト責任者: 岩井雪乃

セレプロ奨学生ワンブラ君は、現在、タンザニア・ビジネス大学の2年生です。2月に岩井がタンザニアを訪問した時に、ワンブラの大学を訪問しました。大学は、タンザニアの最大都市ダルエスサラームの中心街にあり、とても便利のいいところです。しかし、その分敷地は狭く、校舎が林立しています。

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学生寮の中も見せてもらいました。寮に入りたい学生が多いので、本来は3人部屋の部屋に7人で暮らしていました。1つのベッドに2人ずつ寝ます。それでも入れない学生は床に寝ます。家賃の高い都心ですから、地方から出てきた学生には部屋を借りことは到底できません。ワンブラは、かなり苦労し、寮長に袖の下も使いながら、なんとか寮に入ることができました。

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寮では水があまり出ないので苦労しています。水は、水圧が低のか、1階しか出ません。悲惨なのは上の階の水洗トイレ。使っているのだろうか?水道の水は安全ではないので、飲み水も買わなければなりません。そして、ダルエスは連日30度を超える気候。飲み水の出費は、ぎりぎりの生活費で暮らしている学生にとって、大きな負担になっています。

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洗濯物は寮の前の中庭に干す

そんな厳しい状況ですが、ワンブラは友達を作って助け合いながら、がんばって勉強していました。どうぞ、応援してください。

ワンブラからの手紙

アフリック・アフリカのみなさま

 

私はワンブラ・マシンデです。25歳です。セレンゲティ県ロバンダ村の出身です。タンザニア・ビジネス大学で調達・流通管理学を学んでいます。3年コースの2年目です。大学の講義は、月−金で朝8時に始まり午後4時に終わります。土曜日に講義がある日もあります。1日3−4コマの講義を受けています。

 

アフリック・アフリカのみなさんの支援に深く感謝しています。学費を払っていただき、2年目を迎えることができました。大学でかかる費用は、学費9万円、食費85000円、寮費25000円、図書・文房具3万円、実習費44000円で、合計274,000円です。みなさんから、諸経費の1/3を支援いただいていることになります。

 

率直に言って、ダルエスサラームでは物価がとても高いので生活するのはとても大変です。食事について言えば、どんどん値段が上がっていて、上記の推定額ではすでに足りなくなっています。私たちは、3食すべてを大学のカフェテリアで買って食べなければなりません。それは、1日350円になり、年間270日の授業期間をかけると9万円以上になるのです。そして、この他にも交通費などの細々した出費があるので、私の状況はとても厳しいです。

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大学のカフェテリアで。お金がないときは、1日1食のこともしばしば。

私の収入は、みなさんと、年老いた父、そして近い親戚に頼っています。家族や親戚は小規模農業と牧畜業で生活していますので、みな経済的問題を抱えています。このように物価の高い都会で私はサバイバルしていますので、可能であれば、次年度は支援額を増やしていただければありがたいです。

 

私は、みなさんの支援の成功事例となるよう、ベストを尽くして勉強します。最後に、みなさんのご健勝をお祈りします。

注:近年の石油価格の高騰の影響で、タンザニアでもどんどん物価が上がっています。

更新日: 2008-07-08, 作成者: AFRIC Africa