「エチオピア西南部における食と自然」

山野香織

2007年11月15日(木)、アフリカ先生として初参加させていただきました。第14回「エチオピア西南部における食と自然」というタイトルで、まだ少ない期間ですが自身のフィールドワークの経験をもとにお話をしました。

初めに自己紹介をし、「食から人間と土地/自然の結びつきを考えてみよう」というテーマを掲げて授業に入りました。(このテーマは池澤夏樹さんの『神々の食』という本から元々ヒントを得たものなので書籍の紹介までしてしまいました。)まず、東アフリカ、エチオピアの国の概要について説明しました。次に、現地ではどのようなものを食べているのか、食事メニュー、食材の入手法(定期市、家庭菜園、所有家畜)、牛耕の様子などを写真とビデオを用いて紹介しました。また、穀物を原料とするローカル・ビールの紹介とそのプロセスについて、女性の一日の家事労働スケジュールを参考にしながら説明しました。

「食から人間と自然の結びつきを考える」というテーマは、都会に住む皆さんにとっては少々強引かなと思いました。ですので、普段みんなが食べているお米やハンバーグ、野菜料理、乳製品などを食べるときに、それらの原料がどこから来ているのか、誰がつくっているのかということを少しでも思い浮かべてみてほしい、ということを最後にお話しました。

具体的な食事の写真を見せたときよりも、現地の肉屋さんの写真や牛肉の解体作業の様子、牛耕の様子を撮影したビデオを流したときに、生徒さんたちが少々ざわついていたのが印象に残っています。初めてでしたので非常に緊張しましたが、興味をもってしっかり前を見て話を聞いてくれている生徒さんをみると、嬉しくて色々もっと話したいという気持ちになりました。そのせいか、時間配分が上手くいかず、尻すぼみになってしまったことを反省しました。

更新日: 2007-12-08, 作成者: AFRIC Africa