「バナナとヒトの関係史: アジアとアフリカの比較を通して」

丸尾 聡

今回は「アフリカ先生」のなかに初めてアジアの話も取りいれました。 タイトルの通り、アジアとアフリカのバナナ文化を比較することで、ひとつのものを通して文化の奥行きを感じてもらえたらという意図で話をしました。

まずバナナと日本人の関わりとして、かつての高級品が庶民的な果物になったこと、その背景としての多国籍企業の存在、そして日本人には商品としてのバナナという経済的な部分しか伝えられていないという話をしました。その後レジュメに沿って、パワーポイントで写真を多数紹介しながら、バナナの利用(アジアでの野菜やデザートと、アフリカでの主食)や栽培にみられる地域ごとの違いや共通点について触れました。

最後は今回も時間切れとなってしまい残念でしたが、多様なことが個人レベルから地域や国家レベルで維持されたり失われることを話してまとめとしました。 種ありバナナの画像など、身近な素材ながらあまり知られていないことに対して、生徒たちは熱心に見入ってくれていたように感じました。

更新日: 2007-12-14, 作成者: AFRIC Africa