「森とともに生きる−狩猟採集民ピグミーの生活世界」

服部志帆

自己紹介をした後、アフリカ熱帯雨林の自然環境(動物・植物)と狩猟採集民ピグミーの生業の様子をスライドを使って説明しました。バックミュージックにピグミーの歌をかけました。彼らが森の生物多様性に依存して生活や文化を維持しているとまとめ、最後に森林伐採や彼らを森から追い出そうとする森林保護のために生活や文化を維持することが困難になっているという現状をお話しました。また、日本で売られている木材に関心を持つことや、人を排除する自然保護の問題を覚えていておいてほしいとお願いしました。

 

生徒さんはおとなしめでしたが、ピグミーの生活や文化について楽しそうに聞いてくれていました。しかし、森林伐採や自然保護の話になると、うつむいたり複雑そうな様子を見せる生徒さんもいました。ユニークなピグミーの生活や文化とともに、現実世界のせちがらさを話すことに戸惑いを感じましたが、アフリカの魅力だけではなく現実の問題についてもきちんと伝えられるようになりたいです。戸惑いながらですが、このような授業の積み重ねを通じて、学生さんたちにアフリカの種をまいていけたらと思います。毎年、いただく感想文が楽しみです。

photo

25日(木)12:30〜13:05 アフリカンミニコンサート

授業の後の昼休みに、中庭でアフリカン・ミニコンサートが開かれました。ギニア人ダンサーのサリヤ・カマラさん(SOONTOO BARASOO) と、西アフリカの太鼓ジェンベ奏者の堀越大二郎さん(HamanaH)、ドゥンドゥン奏者のおくのつよしさん(pese pese )が歌と踊りのパフォーマンスを披露してくださいました。たいへん迫力があり、大いに盛り上がりました。生徒さんたちはとても楽しそうで、ゴミ箱を太鼓に見立てて踊りだす生徒やダンサーに招かれて舞台の上で踊る生徒もいました。生の歌や踊りの力は偉大で、生徒さんたちの心をとらえたようでした。コンサートの様子は授業の様子とともに、2007年10月26日付けの神戸新聞で紹介されました。

photo

更新日: 2007-11-09, 作成者: AFRIC Africa